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スカイリムったー New
世界各地にオブリビオンゲートが出現し、我らが街”シェイディンハル”にもデイドラの魔の手が押し寄せてきたのだ!
この非常事態をいち早く察知した私は、悪しきデイドラどもを駆逐すべく、
シェイディンハルが誇る精鋭【茨の騎士団】を率いてオブリビオンの領域へと足を踏み入れたのだ!フラーッ!!
デイドラとの死闘に次ぐ死闘!一人、また一人と団員たちが名誉の死を遂げていった・・・!!!
そんな中、遅参してやってきたのが、かのクヴァッチの英雄である。
私はその無礼を寛大な心で赦し、一度オブリビオンゲートを閉じたというこの英雄に先陣を切らせたのだ!
こうして我ら茨の騎士団の”勇気”と”力”そして”私の名指揮”によってシェイディンハルの平和は保たれたのだ!フラァァアアアーーッ!!
そして私はこの英雄を【茨の騎士団名誉団員】として引き入れたのだ。
つまり!救国の英雄は【茨の騎士団】なのである!庶民はもっと我々を知るべきなのである!
※茨の騎士団について分からない方は「オブリビオン用語集」にてお調べくださいませ。=黒馬新聞=
それだけに彼の名前は大きな栄誉を持って大衆に受け止められるらしく、
オブリビオンの動乱を収めた後の消息が定かでない事もあって多くのギルドや組織が箔付けの為にその名を借りている。
その結果、戦士ギルドのマスターにして魔術師ギルドのアークメイジにしてグレイ・フォックスにして
闇の一党のリスナーにして闘技場のグランドチャンピオンにしてシェオゴラスの後継者などという人物像が編まれたわけだが、
常識的に考えればそんな人物が存在するはずもなく、その内のいくつか、あるいは全てが後世の人物による創作、
後付けであると考えたほうが無理がないだろう。
……もちろん、クヴァッチの英雄が我々の常識的な考えを遥かに超えた存在である可能性を否定はしないが。
しかし200年後スカイリムでは
死んだはずのシェオ爺が存命
スカイリムでのシェオ爺の言動
デイドラ並の強さを持った人物
オブリDLCでシェオ爺を倒した
クヴァッチの英雄・・・
後は・・・わかるな?
「おそらく彼であろう」とおぼしき活躍の痕跡はいたるところで見ることができる。
とりあえずニルンルートは百本くらい集めたらしい。
いずれにしても、ドヴァキンやネレヴァリンに比べて
少々厨二成分に欠ける呼称。
戦士ギルドのマスターにしてアークメイジを務め、さらに闇の一党の幹部で伝説の盗賊グレイ・フォックスでもあり、人によっては九大神の騎士団長になってたりも……と、かなりカオスな人物である場合も多いが、
当然ながらそういったことはぼかされている。
少なくともメインクエストを滞りなく遂行してクヴァッチの英雄にしてブルーマの救世主、シロディールの勇者とよばれたことは確かである。
帝国から直に竜の鎧まで与えられている
帝国とドラゴンの関係は前作から垣間見られるようだ
しかし完全武装したクヴァッチの英雄は弓以外の攻撃が一切効かない上に近接武器によるダメージを100%反射する究極体なのだ!
今作でもその活躍が書籍「オブリビオンの動乱」で知ることができる。
一説では前作ガクブル島の一件で今作シェオ爺が彼という噂もあるが、
確定してはいない。
彼とマーティンが必死で守ったシロディールやブレイズが
今は見るも無惨なのは悲しい。