スクライブ・ビグスリー
【すくらいぶ・びぐすりー】
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おそらくBOSの中で最も
「話の分かる人」だろう
彼の口の悪さが原因の一つではあるが、部下の馬鹿さ加減がそれに拍車をかけている。
皮肉も空回りしてるあたり無能さは相当なもんである。(おまけに当人たちの自覚はなさそう
しかしまあ、一ヶ月もすれば上司のおかげで部下もちょっとは成長するだろう。
そうなればマシにはなるはずだ。…それまで彼が持つかどうかが問題だが
仕事に対価を払うという理念が徹底してるのか早く休んで楽になりたいのか、アイツが報酬の話をおくびにも出さず仕事を引き受けても、「働きに応じて報酬は出す」と言ってくる。
初見の印象は悪めだが後から良くなる貴重な人物である。
もちろん、限度というものは分かっているだろうが、的を射た発言が多いため、カンに障る事が多かったのだろう。
こいつを大人げないと思うか、左遷させた方の器が小さいと思うか、そういったところでも評価が別れそうであるが、主人公に対する態度から、結果を出してくれるならそれ相応の報酬をくれる辺り、左遷させた方の器が小さそうだ。
自分が机に突っ伏してるような忙しい職場環境でも、部下に休みたければ休めと言える辺り、素直ではないが他人を思いやれる性格でもあるのだろう。
それ故理想や理念を大切にするBOSの中では孤立してしまった人。
部下の無能とお偉方の現場無関心、仕事を押し付ける態度に疲弊し、主人公に対しても余裕の無さ故か皮肉を口にするが、
それは裏を返せば彼が無理難題をなんとかこなそうとする真面目な人物であることの裏返しでもある。
もしもあなたが社会人で、且つ会社勤めであるなら、
辛気臭い顔しやがってと思いつつも、彼の悩みを真摯に聞いてあげたくなること請け合いであるw
個人的には、このゲームで一番印象的なNPC。
(部下達との会話が完全にお前は俺か状態だったなんて言えない)
(手紙の差出人くらい確認しろ、など)
叱った後には、「お前らも休む権利はある。どんどんサボれ。」と言い解放する。
なかなかの上司である。
無茶ぶられて荒みつつもきちんと仕事こなしてる辺り。
お前らのせいだろうがw
辛気臭い表情と生気の抜けた青白い顔をしており
非常に薄気味悪い。
まるでウェイストランドの現状を表しているようである。
「折角列になってたのに」とぼやく。
バチバチしながら居眠りしてシュール。
一回聞いてみよう。
口だけのリオンズプライドと違い実際に苦労しているのが分かるので以外とすかれるキャラだと思われる。
最初はその口調にイラッと来るが、居眠りしている彼の肩越しにノードを調べれば気の毒な気分になる
上司のリオンズからの突き上げにもうんざりしているようで、世の中の主任〜係長〜課長さん辺りの苦労を体現しているような人物である。
…なぁ、お前たちが私のことを良く言おうが悪く言おうが構わん、
頼むから少し静かにして寝かせてくれないか。
疲れ果ててるんだ。
クタクタなんだよ。
お返しに彼の机周りをガラクタだらけにしてあげると非常に喜ぶ
ゴミ入れにタバコが満載なのだが、このへんは楽勝である。
なおポケグレは発動しない。
気絶したビグスリーがジャキーンと立ち上がり、椅子に腰掛け、また背中を丸めて会話を再開するシーンはある意味必見である。(セーブ&ロード推奨)
(笑――なお要塞爆破時は不死属性が解かれる。またラジオを弄る、盗むは敵対。
こういうのはendの値によるのだろうか・・・
そこまでキレると思ワナ(略
DLC第2弾「The Pitt」で、ピットの王アッシャーの吹き替えを担当した
ゲーム実況動画で有名な、「えどさん”&ふみいち」の「ふみいち」こと、近藤史一氏が再度担当している
居眠りしてるのか、現実に押しつぶされているのか。
そんな彼が過労状態でブツクサ言いつつも浄化プロジェクトを動かしているのは実に皮肉な事でもある。
(Dr.リーがどんな理由があれどもプロジェクトを投げて出奔した事を鑑みれば、これもまた皮肉な事だ)
主人公に噛み付きつつも報酬を出す事でプロジェクトを塞いでる懸案を解決し、運用資金を捻出する為にグールの詐欺師に水を売却している。
プロジェクトの題目に批判的な彼が精神と体を磨り減らしながら、そのプロジェクトを円滑にすべく尽力してる。
世の中、本当に複雑なものだ。
まずはその銃をホルスターに押し込んで彼の話を聞くんだ。
彼が過労死寸前な状態に陥っているのも、浄化プロジェクトの所為だからむべなるかな。
しかし、プロジェクトの抱えている問題を解決してしまうのも主人公なのだ。
むかついた奴は個人ログを見てみよう。
彼をbosらしくないと言う意見もあるが、彼で無ければ多分記念館の管理官は何人も後退したらい回しになっているだろう。
効率主義者で清濁併せ持つ彼だからこそ、無理難題が怒濤の勢いでやって来ても対処出来るのだ。
グリフォンにアクア・ピューラを横流しして得た代金で
給水キャラバンの警護を雇ったりするなど
仕事には対価がついてまわるということを理解しているようだ。
ウェイストランドの世相を鑑みれば実に正しい対応であるが
無報酬タダ働き上等!のBoSの理念には適っていない。
有能ながらトラブルが絶えないのは、この点が原因なのかもしれない。
「配達ネット整えるだけやからすぐ終んべえ」
と甘く考えていたようだが、人手は足りない、キャラバンは襲撃される、改築に伴う苦情が絶えない、部下はショボイわDr.リーの助手達は文句ばっかで役に立たんわトイレは水漏れするわメガトンからの催促がうるさいわで寝る間も無く働かされる羽目になってしまった。
ビグスリーのターミナルにある個人ログには、彼がどんどん荒んでいく様子が記されている。
その全ての部署で責任者とトラブル(本人は相手が無能なせいと言うだろうが)を起こす。
実際有能ではあるのだろう、
しかしそれ故に他人を見下すイヤミで効率主義的な性格は酷く、
リーや指導者リオンズに対してさえもあからさまに馬鹿にしてはばからない。
結果、問題山積みのプロジェクトの事務処理を独りで押し付けられ、
適材適所で寝る暇も無くコキ使われ続けているといった所か。
行列を組んで仕事を運んでくる部下との掛け合いは、
聴いてると面白いのだが彼に同情してしまう面もなきにしもあらず。
長い会話で数パターンあるので横から聴いてみよう。
彼の居室の前に行列を作る書類を山ほど抱えたスクライブたちを見れば多少は納得できる。
次々と押し寄せる無数の仕事に心底疲れきっている。
もともと皮肉屋な性格と思われるが、
彼を襲う仕事はそれに一層拍車をかけているようだ。