物乞い王子
【ものごいおうじ】

2. 2013/06/30 05:08:56

前作では物乞いと盗賊ギルドとの間に深い繋がりがあったため、それを補完する意味を持っていた書籍なのだが
スカイリムには特にそういう描写があまり無いため、今作からのプレイヤーは、これを読んでも「ﾌｰﾝ」と思って終わりになることが多そう。
ただレヴェン著の『物乞い』によると、スカイリムの盗賊ギルドにも物乞いとの繋がり自体は存在している（していた）ようだ。

1. 2013/02/02 18:04:56

前作にも登場した書物。

王の第13子であるがため、王位継承も財産相続も望めない王子がいた。
彼はある日旅で寄った村でデイドラの王ナミラと出会う。
そこに富と名誉を得る希望を見いだし、彼は33日間ナミラに弟子にしてくれるよう懇願した。
泥まみれになってまで懇願する姿にナミラは満足し、そして彼に3つの力を授けた。
病を患う力、誰からも哀れみを受けられる力、そして誰からも関心を持たれなくなる力。
どれも呪いとも言うべき力だった。だが、やがてその呪いは彼の望んだものを与えることになる。
哀れみによる施しの金で彼は莫大な財を築き、関心を持たれぬゆえにあらゆる情報を知り、全市民の秘密を把握することが出来るようになったのだ。
こうして彼は、理想とは違ったかもしれないが、彼の望んだ富と名誉を手にすることが出来たのであった。

わからないことがあれば物乞いに聞けと今日まで言われるようになった所以の物語である。