シルスク史 改訂版
【しるすくし・かいていばん】



4. 2013/08/07 23:28:25
巻末には(といっても書籍の半数ほどを占めるのだが)シルスクの指導者名と納めた『戦利品』、統治期間が記されていたり
現在のレイヴン・ロックとの関係性やシルスクでの法や秩序などの情報が網羅されている。

特に面白いのが、『アメリエ・ボンテコウ』というブレトンの女性や
『カッチーノ・アウレリア』というインペリアルの男性がシルスクのノルドを欺いて指導者となっているという記録がかかれており
シルスクの民が本当に自由を求めてこの地へと流れ着いた事が分かることだろうか。

重量1、価値3、著者無記名。
3. 2013/08/07 23:28:16
赤のフロスムンドはそれから21年もの間シルスクを統治した。
だが、平穏は彼にとって退屈そのものであった。
彼は血が凍りつくようなの疼きを求めて、白狼『オンジャゲ』を狩りにモースリング山へと一人で旅立った。

オンジャゲは雄牛ほどの巨躯と、深雪のような白い毛並みをした化け物であった。
フロスムンドは巨大な斧を持ってそれを駆除せんと奮戦した。
彼はオンジャゲの脚を一本切り落とすことに成功したが、貪り食われてしまう。

怒りと悲しみに打ちひしがれたシルスクの民は山へと行軍し、力を合わせてなんとかオンジャゲを仕留めると
丸焼きにして家族みんなで食べてしまったそうな。


シルスクの話はおしまい。誰か他の奴の所へ行ってくれ。
2. 2013/08/07 23:28:01
シルスクの大広間が完成するノルドたちであったが、平穏は束の間であった。
誰がこの集落のリーダーとなるかを巡って緊張状態が続いたのだ。
男たちは最も屈強な戦士である『赤のフロスムンド』がふさわしいと考えたが、
『青銅兜のドレングル』はそれに異を唱えた。

フロスムンドはこの問題に最も良い解決方法をで対処するためドレングルの首をはね飛ばした。

こうして指導者としての権利を自ら主張したフロスムンドは
ドレングルの首を本堂中心の台座に据え、自身の力が忘れられぬようにした。


【以後、シルスクの長は最も感銘を与える戦利品を台座に置き、指導者の地位を主張することとなる】
1. 2013/08/07 23:23:24
遠い昔の話、スコールの自然崇拝から離れ、自由の身になることを決めたノルドたちは
村から南にあるフジャルディングの湖の畔にて、住居と狩猟小屋を兼ねた大広間の建築を始めた。
彼らは完成させたものを見つめてはその成果に心喜ばせていたが、
その建築の騒音と振動が、湖の底に眠る化け物を起こす事になる。

その化け物、ウディルフリィクトは完成したばかりの大広間にやってくると眠りを妨げたノルドたちを虐殺し始めた。

勇敢な妖術師『エルドリッド・アイスライト』はウディルフリィクトを湖の底へと追いやると、
魔力によって氷の障壁を張り、化け物を封印した。
半数ばかりの数となってしまったシルスクのノルドは壊された大広間を修復するのに二ヶ月の月日を要した。




▼ 関連項目 ▼
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