狼の女王の伝記
【おおかみのじょおうのでんき】

5. 2013/08/10 17:34:59

話術のスキルブックではあるものの、ポテマの演説はキンタイラの即位を阻止できていない。
つまりポテマが期待したほどの効果を、元老院には与えられなかったことになるのだが……
まぁ参考になるのならそれでも良いのだろうか。

4. 2013/07/13 22:24:00

>>3
そうも考えたのですが、地の文まで同じと言うのが気になりまして。
議事録からの引用であれば、台詞の合間に入る地の文は著者がそれぞれに考えた
別々のものになるのでは……と。

ただ、該当箇所の地文はポテマの演説手法を解説する文にもなっているので
弁論術の教本か何かに載っていて、それを双方が引用した可能性はあるかもしれません。

3. 2013/07/13 22:04:01

>>２
当時の議事録みたいなものが残っていて、
双方の書物はそこから引用したと考えるほうが自然なのでは？
有名人の演説であるし、どちらかの書物のみの特ダネという可能性は低いと思うのですが…

2. 2013/07/13 17:23:15

兄アンティオカスの娘・キンタイラが即位することにポテマが反対した際の記述、
「ポテマが元老に対して行った演説は」 から、その演説の終わりまでの文章は
ウォーヒン・ジャース著の 『狼の女王』 第５巻にもほぼ同じ文面で載っている。
言葉だけでなく地の文まで同じなので、どちらかがどちらかを引用したのだろう。

1. 2013/07/13 17:22:17

書籍の一つ。著者はカタール・エリファネス。話術のスキルブックでもある。

レッドダイヤモンド戦争の首謀者、第三紀初期のソリチュード女王ポテマの伝記。
息子を帝位につけるために、自身の兄弟たちを相手取って国を割る戦争を起こし、
今作でもドヴァキンの前に立ちはだかる"狼の女王"の人生を掻い摘んだ書物。
ソリチュードは死者の国と化し、女王は吸血鬼の将軍と共に作戦を練ったという。